春のソウル〜ロバート的「マディソン郡の橋」〜2
2幕
夢のような恋に落ちていく2人が眩しかった1幕に比べて、
夢の中で幸せを感じている、うんロバートと、
いきなり現実を思い出す、おくフランの気持ちのズレが悲しくなる2幕。
陽気な品評会の歌から、いきなり登場したベットシーン。
これでもかというほどの色艶の2人に叫び声をあげそうになった。
物語も何も関係なく没頭したいほど、うんロバートの胸筋は最高に美しい。
なんて美しいんだっっ!はあはあ。←筋肉フェチ。
ええ、私、変態で結構です。もちろんオペラグラスでがん見です。
2列目と4列目でしたけど。
そしてどちらの回もオペラグラス越しに、おくフランにメンチ切られました。ハイ。
でもさぁ。コトが終わった後からのシーンなんだよ。
BWみたいに押し倒していいんだよ。←ええ、変態ですから。
2人きりの幸せなシーンの後、デイモンに2人で出てから、
他人の目を気にして、急に現実に引き戻されるおくフラン。
女ってそうだよね〜。
夢に憧れながら、現実を生きるんだよ。本能的にね。
うんロバートはうっすらと、自分達だけの世界にいられない彼女に気がついて、
不安を覚えて彼女の手を取る。
1つだけ言いたいことがあります。ひとつだけ。
これはもう二度と、誰にも言わないつもりです。
よく覚えていてください。
この曖昧な世界では、
これほど確信の持てることは一度だけしか起こらない。
たとえ何度も生まれ変わったとしても、こんなことは二度と起こらないでしょう。
この世界に自分の居場所はないと諦めていた彼が、
自分の存在理由を見つけた奇跡。
彼女と出逢った奇跡。
この出逢いがどんなにすばらしい奇跡だったのか、
うんロバートにははっきりとわかっていたけれど、
おくフランには現実が邪魔して気がついていない。←原作通りなんだけど切ない。
それを必死に彼女に教える彼の切実さが、切なすぎて、泣く。
ズレていく2人の心。
現実に引き戻されそうな彼女の心を引き留めようと、噴き出す彼の激情。
「One Secondand a Million Miles」
태어나 처음으로
生まれて初めて
내가 세상 속에 있어
この世界に存在していると
카메라 뒤에서 바라만 보던 그 곳....
カメラ越しにみつめるだけだったその場所が・・・
その歌詞が聞こえた瞬間に、泣く。
彼の孤独と切実さに号泣。
生まれて初めて「欲しい」と切実に訴えた彼のその心に、
どうして泣かずにいられるだろうか。
この歌は彼のプロポーズなのだ。
強く激しい瞳で、「行こう」と手を差し出すロバートは、
今までとがらりと変わって「愛する女性を求める強い男」でした。
たくましく、強靭な力で、おくフランを掴むうんロバート。
その瞳は、傍観者の鉄則を破り、彼女の家族を傷つけてでも、
彼女とこの世界に存在したいと言う覚悟と願望が込められていて、
今までのウンテさんにはない押しの強さというか、ラインの太さを感じました。
ウンテさんも、やっぱり男なのね(////)←なにそれ
男が本気になった時の強さって言うのを見せつけられたような気がして、
ドキドキドキドキドキドキドキドキ❤️❤️❤️
でもその瞳に見据えられたら、YESと言うほかないよね。
「落ち着いて、落ち着いて、フランチェスカ。
インディアナポリスから帰ってくるにはまだ時間がかかるから。」
彼にこんなセリフ言わせるなんて!
ロバートはもうわかっていただろう。哀しげなうんロバートの瞳。
逃げるように彼女の家を去る彼の後ろ姿が惨めに見えて、泣く。
彼は間男じゃないのに。
去り際に、振り返り止められない気持ちを彼女に流し込むようにキスをするロバート。
強く激しくて、悲しいキス。
彼にとってはもう逢えないかもしれないという覚悟が見えるから、泣く。
喧嘩してぎくしゃくした家族を連れアイスクリームショップに来た彼女が、
遠くから自分を見つめるロバートを見つけ、見つめ合う。
彼の胸に飛び込む衝動に駆られるけれど、悲しむ家族の姿を思い浮かべ、
その場を動くことはできない。
声にならない「ごめんなさい」
「One Secondand a Million Miles」で、あんなに力強かったうんロバートは、
この時はもう、最初の風のように儚く柔らかなラインに戻っていて、
寂しげに微笑み、「大丈夫だから」と小さく頷く。
やっぱり彼はこうなることがわかっていたんだよね。
それなのに、彼女の姿が消えた後も、じっとその場所を見つめ続けるうんロバート。
その後ろ姿は、砂漠の真ん中に取り残された子供のように孤独で悲しい。
この世界に彼女だけを見つめてこの世界に降り立った彼を、
ひとり置き去りにするなんて。
こんな孤独な人をひとりにするなんて!
家族はひとりじゃないけど、
彼は彼女がいなければ、この地球上でただひとりなんだよ。
そんな孤独な彼を置き去りにするなんて(涙)。
←いや、やっぱりそうするしかないんだけどさ
ここ、やっぱりウンテペンだから。ウンテさん偏愛だから・・・
覚悟していても、「もしかしたら・・・」というわずかな希望が彼をいつまでも
彼をあの場に佇ませていることが切なかったです。
ここで容量オーバーになったので、3に続くことになりました。
すみません。