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舞台大好き。映画も大好き。私の見たもの日記のようなものです。

ringhun的「子午線の祀り」予習〜2

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子午線の祀り」今年のビジュアルですが、
んんん!イメージしていたのとかなり違っていて面食らいました。
めっちゃかっこいいんですけどっっっ!
でも、かなりファンタジー路線強めな感じ?
かなり演出変えてくるのかな?
それはそれで、すごく楽しみなんですが、
前回、かなり古典にこだわった作品だったらしいので、
その辺は、萬斎さんのがんばりに期待しております。

とりあえず、登場人物だけでも終わらせるっ!
ってことで、源氏側です。

源氏側のキャラが、結構濃くって魅力的。
あ、やっぱり私、完全に源氏贔屓ですからww

この作品も題名変えてしまいそうで、自分の偏愛が怖い。



■源氏

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九郎判官義経(くろうほうがん よしつね)

やったやった!とうとう成河くん登場(笑)
なんですかね、凛々しいっっっ!
天魔王も、ルキーニも素敵でしたが、この凛々しさ!これだけでキュン
・・・コホン。

我らが(笑)源義経です。
源九郎とか御曹司とも呼ばれます。
現存のイメージとは異なり、
この作品の義経は、掟破りの奇策で平家を追いつめる血気盛んなやんちゃ系。
↑とは言え、やっていることは結構えげつない。でも憎めないんだよね。
イメージが成河くんにぴったりで、本を読んでいると、彼の声が聞こえてきそう。

知盛と違って、多くは語らず行動が主の役まわりなので、
あまり彼の心情とかは書かれていません。
成河くんが言う通り、振り幅のある役ね。いかようにも料理できそうですが、
彼はどういう風に役を作ってくるのかなぁ。

萬斎さんも、「シン・ゴジラ」ならぬ「シン・義経」にしたいそうなので、
どんな演出で飛び出してくるのかドキドキしますね。

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梶原平三景時(かじわらのへいぞう かげとき)

源頼朝重臣で、義経の目付として平家討伐に参加。
義経と事あるごとに対立する。義経の目の上のたんこぶ。
本当に本当に嫌な奴なんですよぉ〜〜〜〜〜!

これもお初の今井朋彦さんですが、やっぱりイメージありますね。←これまた失礼
堅実で計算高く、口も筆も立つ男。
とにかくことあるごとに義経と対立し、刃傷沙汰に何度もなりかける。
ま、お互い最大のライバルであり、最大の敵なんですよね。
この辺の義経とのやりとりに期待しているんですが・・・。
源氏側だからな。細かくは演出してくれないだろうなぁ・・・。

壇ノ浦の戦いの後、彼の讒言により義経は貶められ、頼朝に討伐されてしまうのよね。
本当に嫌な男なんですけど。←しつこいww

あ、そこまでは物語には書かれていません。


義経と常に行動を共にする忠臣中の忠臣。
数々の逸話がありますが、今回は脇の脇役のようです。
でも、魅力的なキャラなので本の中でもいい味出しています。

知らない人はいないほどの、義経の忠臣ですよね。
元は比叡山の僧だった僧衆(僧兵)で、怪力無双の荒法師。

伊勢三郎義盛(いせさぶろう よしもり)
元伊勢鈴鹿の山賊といわれる、義経の忠臣。
謀略が得意で、民部の子田内左衛門教能を言葉巧みに欺き降伏させた。
物語中、弁慶と忠信とトリオで掛け合いがおもしろい。

佐藤四郎兵衛忠信(さとうしろうひょうえ ただのぶ)
義経の幼少からの忠臣。兄、佐藤三郎兵衛継信ともに義経四天王と言われている。
継信は、屋島の戦いで、義経をかばって討ち死に。
なのでこの物語には、四天王のうちの3人しか出てこないのね。

船所五郎正利(ふなどころ ごろう まさとし)
壇ノ浦の海流の動きを熟知する当国船奉行。
合戦に加勢する際、壇ノ浦のあらぶる海流の中で、
船を自在に操ることのできる櫛舟(櫛崎の海賊船)を調達。
義経はこの船の一隻に乗り込み出陣するのよね。

海上での戦が初めてだった義経軍の命運を握る男。
この男がいなければ、源氏が壇ノ浦で勝つことはできなかっただろうな。


壇ノ浦の戦いに置ける弓矢合戦←この辺、昔の戦って感じ。風流よねぇ。
“親清・与一の矢返し”と言われる逸話だそうで。
ここはかなり魅力的なシーンですね。

和田小太郎義盛(わだのこたろう よしもり)
弓の名手。陸地より馬上で知盛の乗る船に自らの名を刻んだ遠矢を射て、
平家を挑発するが、知盛側より射返されて恥をかかされ、
怒り狂って一人小舟に乗り散々に戦った。←さすが義経の家臣て感じww血の気が多すぎ。

新居紀四郎親清にいのきしろう ちかきよ
知盛が選んだ平家側の強弓使い。
見事に義盛に弓を打ち返し、義盛よりも大きな矢を源氏軍に射り、源氏を挑する。

浅利与一(あさりよいち)
その挑発を返すために義経に呼ばれた源氏随一の弓の名手。
親清よりもさらに太く強い矢で、自信満々に扇を広げる親清を射抜いた。

この人の逸話は有名なんだけど、こんなお話だっけ?
平家が戯れに(挑発)船の上に高く掲げた扇を撃ち落としたって話じゃなかったのね。


割愛した役もありますが、
ま、だいたいこれが「子午線の祀り」の登場人物であります。

次は、物語のほうに進みたいな。がんばろう!